snuko’s diary

シンプルに憧れているけれど、やっぱり可愛いものが好き。

モヤモヤな感想✧おいしいご飯が食べられますように🍚。

(前置き✦あらすじとかはほかの方の書評が沢山ありますので省きます(__))

------正直読後感よろしくなかったです💧💧

著者が言うには、日常のもやもやを描いたそうですが、読んだ自分もすんごくもやもやして終わりました。

もしや✨

それを狙っているのかも?!

 

モヤモヤを引き起こさせる主、芦川さんは本人の言葉では語らないので,

二谷と押尾さん目線でしか描かれていません。
だから、本当のおなかの中がわかりません。╭(╯_╰)╮ .。oモヤモヤ。
弟や飼い犬にまで見下されているけれどマイペース、緩ーく生きていますね。
彼女の言った言葉として、二谷の目線で語られているところに
『支店長と藤さんが芦川さんの異動にストップをかけ続けているのだ。二谷が来る前から、そしてこれからも。彼女はここで守るべき人だ、とそうゆう話になっている。というのは芦川さんから聞いた。ずっとここにいられるなら、実家を出なくて済むし、ありがたいことだよね、と話していた。』
---これが彼女の本音なんでしょうね。
他の人に迷惑がかかっているとしてもそこにはまったく気づかないのですね。
自分のことしか考えていない。具合が悪いとすぐ早退するのもそう。
---でも私は守られるべき人だから。
。。。。上司たちもなんなんだ。
しょっぱなから芦川さんの飲みかけのペットボトルのジュースを飲み、
しかもそれを気持ち悪いとも思わない芦川さんて…(もうそこでうけいれられなかったんですけど💧)
そんな会社は、滅びろ〜。とまたしても ╭(╯_╰)╮ .。oモヤモヤ大
とどめにそんな彼女に最後は二谷は結婚を口にしてお話は終わります
彼女をかわいい、と記して。
かわいい、は二谷にとっって食するものに勝るのか。。。
 
 
 
たくさんこの本の読後感を書いている人がいます。
男性の多くはそんな彼女を大好きですね。
守ってあげたい、二谷うらやましい、と書いている。
そうゆう女性を好き、彼女にしたい男性多いですよね、と思います。
お菓子持ってくるのもみんなのため?
自分の仕事をカブってくれるから?
本心は見えません。
切り取られた部分だけをみれば善良な行いとして受入れられる。そんな女性は生きやすい世の中。
結局まあ今の人間の代表として書かれている二谷もそうゆう人好きなんですね、と
 

╭(╯_╰)╮ .。oモヤモヤいっぱいで終わる感。

早くほかの本を読んで気持ちをリセットせねば。。

 

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先に読んでしまっていた本なのですが、その続きなんじゃないかしらと思う作品がこちら。

 

遠藤彩見氏の『二人がいた食卓』。

数か月前に読んでいたので『おいしい〜』は、途中からシチュエーション的にこちらと重ねながら読んでました。

押尾さんは出てきませんし二谷と芦川さんが結婚したら結果まあこんなふうになるのかしらと。

『おいしい〜』の作者は他人に関心薄い世代を描いてると他評にあったから食の好みが違っても二人は(というか二谷が)うまくかくして、仲良く暮らしてENDなのかもしれません。(あくまでも芦川さんが相手に強要しなければ。)

こちらでは芦川さんにあたる人物の視点で話が進行します。芦川さんほどの自己愛天然ではありません。育った環境も芦川さんのように愛されて当たり前で育っていません。彼女よりは周りが見えている人なので設定が当てはまるものではないのですが。

どちらのお話も食べることに対する自身の考えを持っていて、相手を思っての行為なのですが、毎日しかも3回食事はある訳で、どんどん重くなってしまうんですね。

両方に共通して思うのは、相手を思って本音を言わずにいること、同じように相手のためにとしていること、でもそれは相手にとって本当に良いことなのかな

自分がただいい人でいたいだけなのでは?

 

 

以前言われたことがあります。

自分にとって心地よいことがほかの人にとっても心地よいわけじゃない、と。

基準はみんなそれぞれ、なのです

相手を慮るって、実はわかった気でいる自己満足にほかならないなのかもしれません。

今日は自戒を込めて(><)💧。