(前置き✦あらすじとかはほかの方の書評が沢山ありますので省きます(__))
------正直読後感よろしくなかったです💧💧
著者が言うには、日常のもやもやを描いたそうですが、読んだ自分もすんごくもやもやして終わりました。
もしや✨
それを狙っているのかも?!
モヤモヤを引き起こさせる主、芦川さんは本人の言葉では語らないので,
╭(╯_╰)╮ .。oモヤモヤいっぱいで終わる感。
早くほかの本を読んで気持ちをリセットせねば。。
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先に読んでしまっていた本なのですが、その続きなんじゃないかしらと思う作品がこちら。
遠藤彩見氏の『二人がいた食卓』。
数か月前に読んでいたので『おいしい〜』は、途中からシチュエーション的にこちらと重ねながら読んでました。
押尾さんは出てきませんし二谷と芦川さんが結婚したら結果まあこんなふうになるのかしらと。
『おいしい〜』の作者は他人に関心薄い世代を描いてると他評にあったから食の好みが違っても二人は(というか二谷が)うまくかくして、仲良く暮らしてENDなのかもしれません。(あくまでも芦川さんが相手に強要しなければ。)
こちらでは芦川さんにあたる人物の視点で話が進行します。芦川さんほどの自己愛天然ではありません。育った環境も芦川さんのように愛されて当たり前で育っていません。彼女よりは周りが見えている人なので設定が当てはまるものではないのですが。
どちらのお話も食べることに対する自身の考えを持っていて、相手を思っての行為なのですが、毎日しかも3回食事はある訳で、どんどん重くなってしまうんですね。
両方に共通して思うのは、相手を思って本音を言わずにいること、同じように相手のためにとしていること、でもそれは相手にとって本当に良いことなのかな
自分がただいい人でいたいだけなのでは?
以前言われたことがあります。
自分にとって心地よいことがほかの人にとっても心地よいわけじゃない、と。
基準はみんなそれぞれ、なのです
相手を慮るって、実はわかった気でいる自己満足にほかならないなのかもしれません。
今日は自戒を込めて(><)💧。