snuko’s diary

シンプルに憧れているけれど、やっぱり可愛いものが好き。

時計ーその2

先月外出中、ふと手首を見ると薄墨のようなもので汚れていました。

あらら?

 

また10日ほどして同じ現象。

今度は白いブラウスのカフスにまで。

どうやら腕時計のリューズのあたりから黒っぽい液体が染み出た模様。

 

Google先生に聞いてみると

バンドの汚れだ、電池の液漏れだ、と。

 

バンドの汚れについてはちょっと違うな、と思い

時計屋さんへ。

 

オーバーホールしたほうがいいそうな。

そして数万からかかりますがどうしますか?

snuko、[お願いします。]

それでは見積もりの時点で連絡しますとのこと。

snuko,[一度オーバーホールしてるので大体の金額はわかります」

時計屋さんは私に大事な時計なんですね、といった。

数万かかるならブランド物でもない限り普通はしないもの。

 

 

この時計はもう20数年私と一緒にいる。

最初の子を産んで2か月で会社に戻ったばかりの、毎日疲れてた頃

お昼休みに近くの時計屋さんで購入したもの。

シルバーのシンプルな形文字盤には4つの数字があるだけ。

 

買う時お店の人がブレスレット部分の長さを調節しましょう、と。

世間話にsnukoが赤ちゃんの話をすると

赤ちゃん傷つけちゃうでしょ、と言って

ブレスレットのしゃらしゃら感にはほどとおいサイズに縮められてしまったという

思い出があります。

そう、息子の思い出と一緒に、あのころの自分を思い出す

大事な時計です。

 

 

結局、時計が廃盤となっていて部品がなく、もうオーバーホールはできませんでした。

それでもまだ今日もちゃんと時を刻んでくれています。

もう少し、snukoと一緒にがんばろ、ね。