不細工な兄弟の日々をえがきつつ、何かが起こるわけでもありません。が、彼らに交わることでわかる本当の気持ち。。。
兄弟はずっと変わらず生活してゆくんだろうな。時にへこんで、でもまた日常に戻って。淡々としているように見える誰かの日常も、心のなかも、それぞれにとらえ方も違うんだな。
何も知らないのに好きになるのではなくて、何も知らないからこそ好きになれるのではないか。何も知らないのに心惹かれるからこそ、もっと知りたくなって近づこうとするのではないか。
もう元には戻れないことがわかっていた。自分は二度とかつてのような気持ちで接することが出来ない。それでも別れたくなかった。二人で不幸でいる方がよかった。見知らぬ女が幸福に暮らすよりは。
女性は浮気されても浮気相手の方を敵とみなしますね。女の敵はやっぱり女、ですねー
という私の感想。